私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

2023年2月16日 確定申告

実家の引き渡しを終えて、すべてが終わった気になっていた。

ところがそうではなかった。

確定申告が待っていた。

 

先祖から引き継いだ土地と建物。

特例に期待したが、使えそうな特例はなかった。

経費もほとんど認められていない。

取得費用は、今さら調べようがなく、譲渡価格の5%。

譲渡費用は、維持管理にかかったさまざまな経費が認められない。

認められているのは、不動産屋に支払った仲介手数料と、売買契約に貼付した印紙代だけ。

そのほかに、墓の撤去費用、家財等の処分費用、そしてそれらのために実家に帰省したときの旅費交通費。これらはグレーだ。

 

とりあえず国税庁の確定申告のサイトにアクセスして、自分で申告書を作り、

今日、申告書を税務署に提出してきた。

いろいろと問われてもいいようにと、売買契約書など持って行ったが、

全くの無駄だった。

受付は文字どおり申告書に受付印を押すだけ。

中身のチェックは精査する部署が別にやるそうだ。

「申告額でとりあえず支払ってください。」と言われて、払込票を受け取った。

 

税額が確定するまで1~2週間。

それまで私の実家じまいは終わらない。