私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

5月25日 井戸の掘削完了

先週着工した新しい井戸の掘削工事が1週間で完了した。 掘削深度は30m。ポンプは深さ22mの位置に設置された。 費用はポンプの交換と合わせて57万円。

5月21日 閉眼供養の日程調整

お墓の閉眼供養は6月に行うことになった。石材屋さんが請け負っている仕事が押していて、梅雨の時期になってしまった。 お墓の閉眼供養はお墓の前で行う。実家の墓は、斜度が30度もあろうかという急な山の坂道を登ったところにある。車はもちろん運搬機械…

5月19日 井戸の掘削工事が着工

井戸の掘削工事がなかなか始まらない。 当初は連休前に予定されていたが、前の工事が押して、予定が延び延びになっていた。 毎日電話をかけて聞くわけにもいかないので、1週間おきに電話を入れていた。今日電話を入れてみると、3日前から着工しているとのこ…

5月17日 草刈りの依頼

実家の草刈りをシルバーセンターに依頼した。 先月帰省したときに草刈りをしてから1か月が経過。 月末に帰省するが、この時期の雑草の成長は早いので、 そのときの負担を減らすために草刈りを依頼。

物件としての実家の状況

物件としての私の実家は大まかに次のようであった。 敷地面積 670m2 建物面積 115m2 土地面積 農地:9,800m2、山林:97,600m2 建物 木造平屋建て6LDK 建築年 1926年 増改築 1975年 特記事項 眺望が良く、裏を流れる川は夏にはホタルが舞う。納屋、蔵があり、…

5月7日 お墓の文字案

お墓に彫る文字は「やすらかに」か「安らかに」のどちらかだった。 霊園をいろいろとみていく中でお墓に刻まれた文字もみていった。 昔ながらの「〇〇家の墓」や「南無阿弥陀仏」などが多かったが、墓のデザインを洋型にした時点でそれらの文字は消えていっ…

4月27日 新しい墓のデザイン

石材屋さんが送ってきた墓のデザイン(形)は全部で4つあった。その中からこれというものを一つ選んだ。それは、洋型で竿石の部分に縦のラインが入っていた。 そこにどんな文字を彫るのか、そのときはまだ決めていなかった。 だから、選んだデザインがどう…

4月20日 新しい墓のデザイン

改葬先の霊園を確保することができたので、今度はそこに建てる墓のデザイン(形)の検討に入った。 墓のデザインは和洋いろいろとあるので、妻と二人で霊園の見学をするなかで、こんなのがいいのでは、と言いながら見て回った。 昔ながらの和型のデザインの…

4月19日 水洗トイレのタンク修理

実家を留守にしている間に、水道屋さんに水洗トイレのタンクの修理に来てもらった。 タンクの中のボールタップを交換してもらった。 留守でも気兼ねなく修理に来てもらって、大助かりだった。

4月19日 改葬許可申請書の作成

地元の役場から改葬許可申請書の様式が送られてきた。 申請書には、死亡者の本籍、住所、氏名、性別、死亡年月日、埋葬の場所、火葬年月日、改葬の理由、改葬の場所、そして申請者の住所・氏名と死亡者との続柄を記載することになっていた。 記載例も添付し…

4月16日 改葬許可申請

墓じまいするには改葬の許可申請が必要だった。改葬先の霊園を探していたときに、業者から送られてきた「墓じまいガイドブック」にそう書かれていた。 実家のお墓から遺骨を取り出して、別の場所に埋葬するには、地元の役場に改葬の許可を申請して、許可証を…

4月12日 新墓の建立

改葬するにあたっては、お墓をどのように建てるかを決めなければいけなかった。初代の当主から父母までをまとめて○○家の墓のような形で寄せ墓にするのか、それとも父母とそれ以前のご先祖とに分けて祀るのかという問題だった。 父は亡くなってからすでに60…

4月10日 遺骨を自宅に持ち帰る

49日法要が終わった。 母親の遺影写真は実家の仏間に安置した。本当は父や祖父母の遺影写真がかかっている鴨居に並べてかけたかったが、忙しくて、その時間がとれなかった。やむを得ず母が仏壇にお参りする際に腰かけていた椅子に安置。 遺骨は横浜の自宅に…

4月9日 水洗トイレのタンクが故障

今度は水洗トイレのタンクの水が流れなくなった。 自分で調べても原因がわからないので、いつもの水道屋さんに電話する。 実家の留守の間に修理に来てくれることになった。

4月8日 井戸の水枯れ

霊園の下見のため実家を留守にしている間に、水道屋さんに井戸のポンプの不具合の原因を調べてもらった。井戸もポンプも屋外にあるので、留守でも作業に支障はなかった。 調べてもらってわかったのは、井戸の水が枯れたらしいということ。 翌日、水道屋さん…

4月8日 空き家バンクの仕組み

空き家バンクのことは、かなり以前から知っていた。毎年5月になると、地元の町役場から実家の固定資産税の納入告知書が送られてくるが、その封筒の中に、空き家バンクのリーフレットが同封されていたからだ。 実家の固定資産税の支払いは、10年位前から私が…

4月5日~8日 霊園の現地見学

四十九日法要をはさむ前後の日程で霊園の現地見学を行った。 寺院墓地2か所、郊外の霊園3か所に予約を入れていた。 1日目は寺院墓地を回った。 寺院墓地は市の中心部にあるので、交通の便はいいが、価格が1区画数百万円と高かった。それに墓石代が加わるか…

4月4日 姉や親せきへの報告

四十九日法要のため今年3度目の帰省をした。 法要は地元の菩提寺で行った。 姉たち夫婦のほかに親せきからも出席してもらった。 法要が終わった後、実家のお墓を改葬し、広島市内に移すつもりであること、候補となる墓地のいくつかを下見していることなどを…

私の実家

私の実家は広島県北部の山あいにある小さな集落にあった。 町の中心部から10kmほど離れた30戸ばかりの農家の集まった小さな集落だ。信号機はもちろん自動販売機もない。 標高は400mを超え、一昔前まではクーラーがなくても夏を過ごせた。その分冬は寒く、雪…

3月22日 離檀の意味

菩提寺の住職のところに改葬の相談に行ったときに、「お墓を移してもいいが、離檀は困る」と言われて、その意味が本当のところよく分かっていなかった。 お墓を無くすわけではないし、浄土真宗から別の宗派に改宗するわけでもないので、大した問題ではないの…

3月16日 お墓の解体撤去業者の選定

墓を解体撤去してくれる石材店は地元に2店あった。それだけでは心もとないので、少し遠方にはなるが、市内の業者でできるだけ実家に近い業者を調べて1店追加し、やってくれるか電話をかけて聞いてみた。 地元の2店はすぐに見積もりを出すと言ってくれた。し…

3月15日 お墓の解体撤去

改葬場所の選定と並行して、お墓の解体撤去をやってくれる業者を探す必要があった。 実家のお墓は非常に古くて、明治5年に亡くなった5代前の当主の夫婦墓、4代前と3代前の当主の墓、祖父母の夫婦墓、父と母が入るはずだった墓、これらの墓がそれぞれ1基ずつ…