私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

6月19日 今度は雨漏り

朝になってもまだ雨は降り続いていた。 そこに水道屋さんから電話が入った。 水道屋さんには、浴室の給湯栓の具合をみてもらうことにしていた。それがこの日だった。 「あのねぇ、今御宅の家に来とるんじゃが、屋根から雨水が漏れとるよ」 「ええっ〜!?」 …

6月18日 妻に黙って帰省

墓石のデザインの変更は無理だとわかった。 今のデザインで文字をどうするか早急に決めないといけない。 実家の不用品の処分、台所の床の修理、漏水、草刈り、やることは山ほどあったが、どれから手を付ければいいか、考えがまとまらない。初盆もまだ終わっ…

6月18日 墓石のデザイン

朝一番で石材屋さんと連絡をとった。 前日の墓石の解体撤去のお礼を伝えた。ついでに墓石のデザインを変更できないか聞いてみた。 横書きの文字を想定していたので、竿石の両サイドに縦のラインが入っているのはしっくりとこなかった。デザイン文字もこれと…

6月17日 墓石の解体撤去

お墓の解体撤去が行われた。 閉眼供養が終わって2週間が過ぎていた。石材屋さんが請け負っている仕事の都合でこの日になった。 改葬許可書が必要かと思ったが、必要なかった。 上の姉が作業に立ち会った。 解体した墓石からは骨壺が3個出てきた。 父、祖母、…

6月16日 墓石の文字

石材店でデザインした墓石の文字を送ってもらったが、フォントがどうもしっくりこない。ちょっと堅い感じがする。もう少し柔らかさが欲しかった。 デザイン文字がないか聞いてみた。 「探してみます」という返事に期待した。 2日後、フォントの異なるの8つ…

6月12日 墓石の文字を送信

新しいお墓の文字をイメージにして石材店に送った。 「安らかに」か「やすらかに」か、どちらにするか、決まっていなかった。

実家を修繕する損得

手放す予定の実家を修繕することの損得を考えてみた。 修繕の目的は、維持管理と売却が容易になることの2つだった。 一般的には資産価値の増加が期待できるが、我が実家の場合、築100年以上のため、あまり期待できない。さらに、修繕することで、ほかに不具…

6月12日 修繕工事の見積もり

台所の床の修理の見積もりを出してもらうことにした。 台所の床がフワフワするのは数年以上前からだった。歩くとフワッと一瞬沈んだようになる。気持ちが悪い。根太が腐ってきたのではないかと思った。 万一踏み抜いてけがをすることを心配した。上にモノを…

6月10日 漏水の修理

水漏れから1週間後、水道屋さんに来てもらって修理した。 風呂場の前の洗面台の給水管が外れたことが原因だった。 漏水の起こる直前に蛇口から大量の水を流していた。井戸水の水質検査のために、洗面台の蛇口から水をとった。事前に十分に水を流してから採水…

6月7日 石材屋さんとお友達

石材店の店主から突然LINEのお友達追加が来た。 「ありがとうございます」 「昨日スマホの機種変をしたら、なぜかいろんな方のLINEが急に入ってしまって(笑)」 どうやら間違って設定したらしい。 しかし、自分にとっては願ったりかなったりだった。 以後、…

実家に戻るという選択

現役の頃、リタイアしたら実家に戻って悠々自適というのを考えなくもなかった。 春から秋の間は気候も良く、実家で野菜を作って過ごし、冬寒くなれば横浜に戻る。そんな生活を思い描いたこともあった。 しかし、実際にリタイアしてみると、そんなに甘くはな…

実家の維持管理コスト

実家の維持管理には毎年結構な費用が掛かっていた。 帰省費、税金、草刈り代、浄化槽の点検費用など。 その中で最も大きかったのが帰省費だった。 年2回は帰省していた。状況によってはそれ以上帰省することもあった。夫婦で帰省すると経済的にも大変なので…

6月3日 井戸水の水質検査

採取した水の入った容器を環境保健協会に持ち込んだ。 検査項目は、一般細菌、大腸菌、重金属など飲用16項目を依頼した。 費用は20,900円だった。 1週間後、検査結果が郵送されてきた。 1項目を除いてほかはすべて基準値内だった。 基準超過だったのは一般…

6月3日 台所の床下から漏水?

今日は横浜に戻る日だった。 実家を出る前に井戸の水を採水し、広島市内にある水質の検査所に持ち込むことにしていた。 蛇口を開き、水を5分間出しっぱなしにした。水質を安定させてから採水するように指示されていた。それから専用の容器に水をとり、固く栓…

6月2日 媒介の依頼

その不動産屋のたたずまいは、それらしくなかった。八百屋だった。店の入り口は自動ドアになっていた。そこを入ると、右手にレジ兼用のカウンターがあった。 そこに中年の女性が座っていた。 私が「不動産の件で来ました」というと、「ああっ」といって、奥…

6月2日 不動産屋の選定

空き家バンクのリーフレットには、買い手希望者との交渉は、宅建業者の仲介により行うと書かれていた。「宅建業者を介さない場合は、当事者間で交渉・契約し、契約後のトラブルは当事者間で解決していただきます」と、赤字で強調されていた。役場の担当者も…

6月1日 給湯栓の交換工事

遺品の整理が終わった頃、水道屋さんがお風呂の給湯栓の交換に来た。 風呂のお湯の出が以前から悪かった。水道屋さんにみてもらったところ、給湯栓部分の交換が必要ということだった。 私が実家に戻ったタイミングに合わせて修理に来てもらうことにしていた…

6月1日 遺品の整理

閉眼供養が終わった後、きょうだい3人で遺品の整理を行った。 実家は母が住んでいたときのほぼそのままの状態だった。母が使っていた家具や衣類などのほか、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、自分たちが年に数回帰省した際に使用する衣類などもあった。空き家バンク…

6月1日 お墓の閉眼供養

今日の天気は1週間前から予報をチェックしてきた。1週間前は曇り時々晴れの予報だった。日が近づくにつれて晴れの確率が高くなり、当日は朝から晴れ。最高気温25℃の予報だった。 住職は、長靴を履いて来られた。私からの事前のインフォーメーションが効い…

5月30日 今年4度目の帰省

お墓の閉眼供養のため今年4度目の帰省をした。 妻を置いて1日早く帰省した。 駅からレンタカーを借りた。高速道路を通って1時間余り。実家に着くと、すぐに混合ガソリンを買いに行った。買ってきた混合ガソリンを草刈り機に入れ、始動させる。問題なく始動し…