私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

12月20日 移転登記申請書の作成にトライ

移転登記申請書の作成にトライした。

法務局の「不動産登記の申請書様式について」のページから様式と記載例をダウンロードした。

申請書の記載項目に「不動産の表示」というのがある。そこには移転登記の対象となる土地の不動産番号、所在、地番、地目、地積を記入することになっている。ただし、不動産番号を記載すれば、所在以下を省略することができることになっている。

そこで気になったのは、「売買契約書と同じように記載する」ということだった。

売買契約書にも土地の所在、地番、地目、地積を記入することになっていて、それを移転登記申請書に添付することになっている。文字どおり解釈すれば、移転登記申請書に不動産番号を記入するのであれば、売買契約書にも不動産番号を記入しないといけないということになる。

さらに、移転登記申請書には登記原因証明情報というものを添付する必要があるが、そこにも土地の所在、地番、地目、地積を記入することになっている。登記原因証明情報にも不動産番号を記入しないといけないのだろうか?

初めてのことなので、よくわからない。

法務局に訊いても答えが返ってくる気がしない。

一人で悩む。

申請書の記載例に売買契約書のひな形が付けられていた。それを参考に、売買契約書の案を作ってみる。不動産の表示のところは、別記として添付することにした。3つの書類に共通するので、その方が都合いい。「別記 物件目録」という名称にする。そこに不動産番号を書き入れる。不動産番号を記入すると、登記申請書は土地の所在以下の記載を省略できるが、売買契約書でそれを省略するのは変だ。結局、不動産番号に続けて、土地の所在、地番、地目、地積を記入していく。

全部で48筆の土地と1棟の建物。これらを記載するだけでA4用紙8枚にもなった。