私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

3月22日 離檀の意味

菩提寺の住職のところに改葬の相談に行ったときに、「お墓を移してもいいが、離檀は困る」と言われて、その意味が本当のところよく分かっていなかった。

お墓を無くすわけではないし、浄土真宗から別の宗派に改宗するわけでもないので、大した問題ではないのでは?と思っていた。

お墓探しを進める中でようやく気付いた。

離檀とは、要するに、菩提寺としてのお寺と家とのつながりをやめるということ。毎年のように行われる報恩講法要や年忌法要など、それまで母に任せっきりで自分はかかわってこなかったが、そういった菩提寺との付き合いをやめるということ。

菩提寺にとって檀家がいなくなれば死活問題だ。離檀するには相当の離檀料を払わねばならない。

改葬だけでも相当のお金がかかるのに、さらに離檀料もとなると、う~ん、困った。