私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

物件としての実家の状況

物件としての私の実家は大まかに次のようであった。

敷地面積 670m2

建物面積 115m2

土地面積 農地:9,800m2、山林:97,600m2

建物 木造平屋建て6LDK

建築年 1926年

増改築 1975年

特記事項

 眺望が良く、裏を流れる川は夏にはホタルが舞う。納屋、蔵があり、保管場所に困らない。農地、山林が広く農業のできる方を希望

 

売却にあたっては農地や山林が多いことが懸念だった。筆数が50筆あった。移転登記の手数料が1筆2万円として100万円にもなる。不動産屋はその分を値引くよう言ってきた。司法書士への手数料は買主負担になるからだ。

私は少なからず反発した。先祖にも申し訳ないと思った。

幸い行政への届出事務にはさほど抵抗がなかった。

だから自分で移転登記することにした。