私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

11月22日 農地の譲渡許可申請書の作成

実家から戻ってきて、ようやく農地の譲渡許可申請書の作成に取り掛かれることになった。

役場のホームページにアクセスし、申請書の様式をダウンロードする。

申請書は譲渡人と譲受人が共同して作成することになっている。始めに自分が記入すべきところを記入し、それを買い手さんに送って、譲受人が記入すべきところを記入して仕上げる。そんな段取りだった。

譲渡人である私が記入する項目は、「許可を受けようとする土地の状況」「権利を移転する事由」「契約の内容」の3つだった。

「許可を受けようとする土地の状況」は、土地の所在、地番、地目、面積、利用状況等について記入することになっている。農地は全部で25筆で、内訳は田が16筆、畑が9筆。記載例を見ながら、地番の順に記入していく。

地目は、登記上の地目と現況を記入するようになっている。現況は固定資産税課税明細書に書かれている。現況が公衆用道路となっている土地が3筆あったが、登記上は田なので、特に深く考えることもなく、そのまま申請書に記入していく。

権利を移転する事由には、遠方に住んでいること、高齢になりつつあることなどを記入する。

細かいところの確認が必要だったが、およそすべての項目を記入し終えることができた。