私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

12月2日 登記事項証明書と公図のオンライン請求

農地の譲渡許可申請書に添付する登記事項証明書と公図を法務局から取り寄せる必要があった。

本当はもっと早くやりたかったが、買い手さんと不動産屋との媒介契約が締結されるのを待っていた。

ネットで調べてオンライン請求できることはわかっていた。法務局の「かんたん証明書請求」というものだった。

早速そのサイトにアクセスした。

まず申請者情報を登録し、ログインへと進む。請求書の作成、送信、そして手数料の納付が完了すると、数日後に自宅に送られてくる仕組みになっている。郵送で請求しないといけないかと思っていただけに、自宅にいて簡単にオンライン請求できるとは、本当に便利な世の中になったものだ。

申請が必要な農地は全部で25筆だった。

操作手引書を見ながら、1件1件間違いないように記入していく。所在地や地番は、不動産番号を入力すると省略することができた。番号の入力ミスがないか繰り返し確認する。

請求件数をできるだけ減らしたかった。手数料が1件ごとにかかるので、件数を減らせばその分安くなる。登記事項証明書は1筆ごとなので、減らしようがないが、公図は1枚の図面にその周りの土地が載っていることがあった。うまく請求すれば1件の請求で2筆以上の公図を入手することができる。

役場の担当者が「うまく収まるように請求してください」と教えてくれていた。

前もって不動産登記情報提供サービスで入手した図面で見当をつける。結局7件の請求で25筆全部の公図を入手することができた。

それでも、手数料は1万6500円になった。