私の実家じまい

山も田んぼもある田舎の物件は売れるのか?そんな実家じまいに取り組んだ1年間の記録

2.不用品の処分

筆数加算

司法書士に登記を依頼した場合、報酬としていくらかかるか? 平成8年頃、実家の相続で登記漏れがあることがわかって、その登記を依頼したときの領収書が残っていた。次の4件の登記を依頼していた。 高祖父名義の土地(山林) 1筆 16,800円 曾祖父名義の土地(…

土地の登記済証

自分で移転登記申請することを決めて、もう一つの不安材料は登記済証だった。 登記済証がなくても移転登記することはできるのではないか、と思っていた。 調べていくうちに、登記済証は本人確認のための資料ということが分かった。登記済証を有する者が登記…

6月28日 粗大ごみの持ち込み

不用品の一部を町の処分場に持ち込んだ。 持ち込んだのはキッチンの下に収納している鍋類や衣類の一部。不用品を仮置きする玄関の空きスペースは処分する本類、食器類などであふれかえっていた。住民ではないが、町内の実家から出たゴミということで受け入れ…

6月26日 不用品の片づけ

妻が合流し、不用品の片づけが本格化した。 まずは、台所の食器棚、食器類、居間のソファー、玄関の本棚、本類を処分することにした。 ホームセンターからダンボールを買ってきて、それに食器類を詰めていく。本類はビニールヒモで十文字に縛り、玄関の空い…

6月23日 姉たちへの連絡

姉たちに、不用品の処分は納骨が終わってからと連絡。 納骨は来月(7月)中旬以降になるので、ほしいものがあれば、それまでに取りに来るか、目印をつけるかしておいてくれと。

6月23日 新墓のデザイン

文字の書体がいいかどうか、石材屋さんと数回LINEでやり取りをして決定した。 微妙なところを「少し短めに」とか言いながら修正してもらった。 花立には家紋を入れてもらうことにした。 実家の家紋にはこれまでさほど関心がなく、「これでいいですか?」と石…

6月22日 障子の張替

ふすま屋さんに障子の張替を依頼した。 ちょうど2年前にもふすまの張替をやってもらったことがあった。 そこの主人とは、何となく話が合った。もともとは表装の仕事をやっていて、京都で仕事をしていたが、実家の都合で地元に帰ってきた。息子が横浜に住んで…

6月20日 お墓の文字

今日は、午前中は屋根瓦の修理と不動産屋の下見、午後は草刈りと忙しい一日だった。 その間に妻から「胃が痛くなる歴史」のLINEが入って、夕方、不用品処分の件と併せて謝りのLINEを返して、何とか大事に至らないですんだ。 残る問題は墓に刻む文字をどうす…

6月20日 妻との口論

横浜の自宅にいる妻とLINE中、不用品の処分を巡って口論になった。 妻は、食器棚とタンスは基本的に全部処分したいと言ってきた。台所にある食器棚は、昔、クモが中に巣を張って、食器を全部出して洗ったことが何度かあって、気持ち的にもうそんなことをした…

6月20日 登記の本人申請のいきさつ

不動産屋さんが実家の下見にきた。 不動産屋さんの車が着くと、助手席から女の人が一人降りてきた。不動産屋の奥さんだった。奥さんが同行するとは聞いていなかった。 庭に立って実家の建物を見るなり奥さんは言った。 「わぁ~!いいですね。まだ新しそうだ…

6月20日 屋根の修理

瓦屋さんが屋根の修理に来てくれた。 穴の開いた原因は、冬、屋根に積もった雪が融けて下にずり落ちるときに、その圧力で瓦がずれ、その下の板が腐食し、穴が開いたということだった。 穴をふさぎ、瓦を元通りに直し、コーキングのような接着剤を塗って瓦が…

6月19日 台所の床下はどうなってるか

実家に戻るといつものように、まず井戸のポンプの電源を入れ、蛇口から水が出ることを確認し、家中の窓を開けて、中に風を通す。 さて、これから何をしようか。コンビニで買ってきた弁当を食べながら、そんなことを考える。 不用品の処分を進めなければなら…

6月19日 今度は雨漏り

朝になってもまだ雨は降り続いていた。 そこに水道屋さんから電話が入った。 水道屋さんには、浴室の給湯栓の具合をみてもらうことにしていた。それがこの日だった。 「あのねぇ、今御宅の家に来とるんじゃが、屋根から雨水が漏れとるよ」 「ええっ〜!?」 …

6月18日 妻に黙って帰省

墓石のデザインの変更は無理だとわかった。 今のデザインで文字をどうするか早急に決めないといけない。 実家の不用品の処分、台所の床の修理、漏水、草刈り、やることは山ほどあったが、どれから手を付ければいいか、考えがまとまらない。初盆もまだ終わっ…